◆相殺領収書に印紙は必要か?

  
質問● 
売掛金について自己の買掛金と相殺したため、領収書を相手方に渡しました。
この場合収入印紙は必要ですか?
回答●
金銭の受領事実を証明するものではないので、収入印紙は必要ありません。
解説●
第17号文書で規定する金銭の受取書とは、金銭の引渡しを受けた者が受領事実を証明するものをいいます。
相殺の場合には「領収書」という記載はありますが、たんに相殺による売掛債権の消滅を証明するものであって、金銭の受領事実を証明するものではありません。
したがって、第17号文書には該当せず、収入印紙も必要ないこととなります。
また、金銭または有価証券の受取書に相殺金額を含めて記載している場合には、その受取書(領収書)の収入印紙は、受取書に相殺金額の記載がある場合に限り相殺金額を含めないで計算します。金銭などで受領したのでないことを明確にするために、領収書に「 相殺で代金を受領した」という文言を忘れずに入れてください。