◆ 車を購入した時◆

新車を購入し、ディーラーに代金を支払いました。自動車注文書にはさまざまな費用が記入されています。これら諸費用は固定資産の取得価額に含めるものと、取得価額に含めず支出時に全額費用処理できるものとに区分する必要があります。では実際に「自動車注文書」を見ながら仕訳をしてみましょう。

仕訳の実例

下取車の簿価を50万円として、仕訳をしてみましょう。                                  (取得価額に含めないことができるものは、支出時の費用としました。)

ここを押さえれば専門家
車両購入時の諸費用の取り扱い

固定資産の取得価額とはどのようなものをいうのでしょうか? 固定資産を購入した場合の取得価額は次の合計額です。
@ 購入代金
A 購入のために要した手数料等の費   用
B 事業の用に供するために直接要し    た試運転等の費用

これらの支出額は購入時に全額を費用とすることはできません。固定資産に計上し、毎期の減価償却により費用化します。

では、車両の場合は次のように取り扱います。

車両の取得価額に含めるもの

本体と共に取得する

   @ステレオ                 Aエアコン                 Bカーナビ                 Cその他 ディーラーに支払う       販売諸費用

 車両本体と一括して減価償却します。    (普通車の耐用年数6年)
選択により取得価額に含めないことができるもの @自動車取得税             A法定費用(検査登録・車庫証明・下   取車)                  B割賦手数料

取得価額に含めて減価償却するか、支出時の費用とするか任意に選択できますが、支出時の費用とした方が当期利益が少なくなりますね。         なお、割賦手数料は一旦前払費用に計上し、割賦期間の経過に応じて費用化します。

支出時の費用となるもの @自動車重量税             A自動車税                B自賠責保険料

取得のための費用ではなく保有していることによりかかる費用であるため、支出時に全額費用処理します。

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